vCard QRコードのしくみ
QRコードには、アドレス帳で長年使われてきた共通形式「vCard 3.0」の連絡先カードが入ります。短い例は次のとおりで、各項目が1行ずつ入ります:BEGIN:VCARD、VERSION:3.0、N:山田;花子;;;、ORG:株式会社サンプル、TITLE:課長、TEL;TYPE=CELL:+819012345678、EMAIL:[email protected]、END:VCARD。会社電話、Webサイト、住所、メモは入力したときだけ追加されます。
iPhoneのカメラアプリや多くのAndroidのカメラで読み取ると、連絡先のプレビューと追加ボタンが表示されます。相手は保存前に内容を確認・修正できます。カード全体がコードに入っているので、インターネット接続は不要です。
項目が増えるほど文字が増え、文字が増えるほどマス目も増えます。名前・携帯・メールだけならコンパクトですが、長い住所やメモを加えると密度が倍ほどになることもあります。
こんな場面で便利です
- 名刺の裏にコードを入れておけば、名前の漢字も番号の形式も正しいまま相手のスマホに登録されます。
- 展示会やイベントの名札にvCardのコードを付ければ、名刺交換して後から入力するより早く済みます。
- 不動産会社が看板やチラシに載せれば、物件の前にいるお客様が担当者の番号をその場で保存できます。
- 受付に時間外サポート窓口のコードを置いておけば、来客が帰る前に保存してくれます。
印刷前のポイント
- 項目が少ないほどコードはシンプルになります。小さな名刺なら、名前・携帯・メール・Webサイトで十分なことがほとんどです。
- 電話番号は +81 90-1234-5678 のように国番号付きで書くと、海外の相手からも正しく発信できます。
- メモは短くするか空欄にしましょう。名刺サイズで読み取りにくくなる一番の原因になりやすい項目です。
- 自分のコードからiPhoneとAndroidの両方で連絡先を保存し、名前や番号が正しい欄に入るか確認してください。